令和元年6月26日に考えたこと

素直に気にする

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕は毎日カメラを持ち歩いて、日常の風景を撮影しています。

メインで撮っているのは、人が意図してデザインしたわけではないのに面白い構成になっている風景。
たとえば、壁に偶然できた影の形とか、工事を重ねて複雑に入り組んだ配管とか。

どれもいわゆるインスタ映えをするような対象じゃない。
レンズの先には人も居なければ、明確な対象物がある訳でもないのです。

そんな感じだから、道端でカメラを構えいていると、通りすがりの人は「なにを撮っているんだろう」とちらりと見てくるのです。
でも、カメラを向けている先にはそれらしきものはなにもない。

そんな中で先日、僕の後ろに立って撮っている対象を必死に見つけようとしてるお兄さんがいました。
このままだと話しかけられちゃんじゃないかと僕の方からその場を離れたのですが、なんだかほっこりした気持ちになったのです。

僕も道を歩いていて気になることってあるんです。
たとえば、路上パフォーマンスとか、大きな声がしたときとか、いろいろある。

で、そういうときに僕は、気になっているにも関わらず興味がないふりをしちゃうんですよね。
なんだろう。気になったら負けというか、見たいのに見ないようにしてしまう。

先日のお兄さんの、気になることは素直に気にしちゃう感じ。純粋でうらやましかった。
僕もこれからは気になることは周りを気にせず気にしたいと思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ