令和元年7月31日に考えたこと

カナブン

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨晩、屋外に席がある居酒屋さんに行ったんです。
そしたら床にカナブンが落ちていて、バタバタしてた。

指を差し出すと掴まってくれて、顔に近づけてみる。
ひさしぶりにまじまじとカナブンを眺めたのでした。

緑色の身体にうっとり。カナブンってこんなにも綺麗だったっけ。
小学生の頃は、カブトムシやクワガタに比べるとすぐに採ることができるカナブンはあまり興味がありませんでした。
とりあえずつかまえては来ても、飼うことはしないですぐに逃してた。

最近SNSで外国産のクワガタを見ていたんです。日本のクワガタにはない宝石のように輝く身体をしてる。綺麗だなって。
そして改めて思ったのは、カナブンというのはすごく身近な昆虫なのに外国産の高価な昆虫と同じくらいに綺麗だってこと。

調べてみたらカブトムシやクワガタと同じように飼うことができるらしい。家には飼育道具は全て揃ってるし、それで連れて帰って飼ってみることにした。

ありふれてるとからと、見向きもしなかったカナブン。でも今はそのものの綺麗さに惹かれた。

物事の価値とか値段というのは相対的な需要で決まります。
その中で、自分が本当に良いと思うものは必ずしも高価な物だったり、世間で人気があるとも限らない。

子どもの頃とは違う感覚を持てたこと。ちょっと大人になった気がするのです。
そしてたぶん、今の感覚の方が幸せだと思うんだよね。

ウチヤマ ケンイチ