令和元年8月19日に考えたこと

かっこいい先輩

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、8月19日は特別な日です。
社会人3年目だった僕が参加させてもらった大きなサービスをリリースした日なのです。ちょうど10年前。

参加と言っても、まだまだひよっこだった僕は全体の取りまとめ役でした。
5つの大きなサービスを1つのサービスに統合するというプロジェクト。その各サービスの責任者に意見を聞きながら統合したのです。

でも結果は大失敗。
急いで作ったそのシステムにはいろいろと不具合が出てしまい、そこから何ヶ月もかけて手直しをすることになったのでした。

そのトラブル対応をした期間の風景は、今での僕の中に残っています。仕事の原体験。
ギリギリの状況の中でテキパキと陣頭指揮をとる先輩たち。プロとして自分が目指す方向を示してくれたのでした。

先輩の仕事振りというのは仕事そのものだけじゃなくて、こうやって後輩たちにも影響するもの。
僕は今フリーランスとして働いていますが、たとえばその姿を見てフリーランスになりたいとか、もしくはその逆に思う人もいるかもしれない。

38歳の今は、どの現場に行ってもたいてい真ん中よりも上の方になる。
でも、若手の人たちからどんなふうに見られているかなんて意識してなかったな。

8月19日。10年前のかっこよかった先輩たちの姿を思い出しました。自分もそうならないと。
ちなみに今ではそのサービスは大成功しています。ぜひスーモを使ってください。

ウチヤマ ケンイチ