令和元年8月20日に考えたこと

天の邪鬼

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

久しぶりに髭をぜんぶ剃りました。
いつ以来だろう、理由もなくぜんぶ剃ったの。もしかすると思春期を過ぎてから初めてかも。

僕にとって、髭は武器でもあるし盾でもあったのです。

中学に入った頃にはもうすっかり生えていました。同級生はみんなすべすべなのに僕ばかり。
そのとき身長は180センチ。ようはかなり老けてる中学生だったのです。

そこで考えたのが逆にしっかりと髭を生やしてやろうということ。
自分はみんなとは違う。そうやって、同じ土俵に乗らないことで劣等感を消していたのでした。

それから10年が経った就職活動のときも、まだまだ髭は手放せませんでした。
当時はクリエイティブ職でもまだ髭は一般的ではなくて、就職先の候補は狭まったのです。

そんなふうに20年以上も生やしてた髭。でもさっき、なんとなく剃っちゃった。

最近は会社員でも髭を生やしてることは普通になりました。営業職の人だって、若手だって、めずらしくない。
あと実際に歳をとったことで老けてることが気にならなくなったのもある。もう同級生もすっかりおじさんだもんね。

こないだ人に言われて気づいたのは僕は天の邪鬼だということ。
つまりそれは、人と同じ土俵で勝負したくないという姑息な作戦でもあるのですが。

最近、ニッカオフィスの方向性を整理しています。
やっぱり天の邪鬼な方向を選んでしまう気がします。それが正しいのかはさておき。

ウチヤマ ケンイチ