令和元年9月8日に考えたこと

ありがとうを言わない人

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ありがとうとか、ごめんなさいとか。そういう言葉をめったに言わない人がいます。

別に常識がないという訳でもなく普通の人。
でも考えてみると、そういえばあの人がありがとうとかごめんと言ってるのを聞いたことがないなと。

たとえば、ちょっとした親切をしてもらったり、気にかけてもらったときも、特にそういう言葉を使わない。
深刻な場面の話ではないから問題になることもなく、まわりとも円満にやってるのです。

でも、たったその一言があるだけで、実はかなり印象って変わるんじゃないかと他人事ながら思ってしまうのです。
たかが言葉のことなんだから、気持ちがあるなら口にしなくても問題ない気もするのですが、でも、ありがとうやごめんねをきちんと言える人ほど気遣いができる人も多い気がするのですよね。

気遣いができるから言葉も出るのか、言葉から気遣いが生まれるのか。
若い頃はそんなに気にならなかったことも、積み重ねていくにつれてその人の人格にまで影響する気がします。

僕自身、気が利かないことばかり。だから、なにかをしてもらったらありがとうという言葉を意識しているのです。
本当は言葉よりも大事なのは心の部分で、意識するのは言葉だけでは不十分なんですけどね。

それにしても、ありがとうやごめんないさいを言わない人ってどういう背景があるんだろう。
たぶん、なにか理由があるんだろうな。興味深いです。

ウチヤマ ケンイチ