令和元年9月11日に考えたこと

仕事の健康診断

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、とある企業でデザインの勉強会の講師をしてきました。
5年前にも同じような講座を開いたことがあって、当時の資料を眺めながら今回の内容を考えたのです。

まずいなと思ったのは、5年前の内容からあまり変更したい箇所がなかったこと。
自分が変化していれば、内容にしても、表現にしても、もっと変えたいところは出てくるはず。

基礎的な内容なので数年でがらりと変わるようなものではないのですが、それにしてもデザインの勉強をサボっていたのかもしれない。
いまいちど姿勢を正したのでした。

定期的に同じ事をすると、自分の変化を掴みやすいものです。
たとえば、毎年同じマラソン大会に出場していれば、タイムで自分の変化が分かる。同じ山に登っていれば、そのしんどさで体力の衰えに気付ける。

これがいつも違うことをやっていると比較するものがなくなるから、なんとなく都合の良い解釈をしてしまうと思うのです。たぶん人ってそんなもの。

僕は日々の業務でいつも違う相手、違うプロジェクトの中でデザインをしています。
そうすると上手くいこうがいきまいが、きっと自分は成長しているんだと、都合よく捉えているのかもしれません。

仕事にも健康診断は必要だな。ただ、あとはそれを何で測るか。

今日やったデザイン講座は、人に説明をするという意味でもいろんなスキルの変化が測れそう。
これは定期的にやった方がいいかもね。

ウチヤマ ケンイチ