令和元年10月5日に考えたこと

飢えとか枯渇とか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

最近、毎回の食事が楽しみなんです。
朝起きたらお腹がすいてるし、昼も夜も早く食べたいとちょっと前からワクワクする。

減量を始めて食べる量を減らしたから、それでお腹がすいてる時間が増えたのです。
以前だったら何も考えずに食事をしてました。その頃はなんとも思わずに食べていた物も、今は楽しみのひとつなのです。

こんなふうに平和に飢えてる状態ってなんなんだろう。不思議な状態。
本来であれば飢えとか枯渇って、環境がそれを強いるはずなのにね。

食べ物も、住まいも、デジタルデバイスも、なんでも簡単に手に入るようになりました。
本当の意味で欠乏を強いられる状況って、実はなかなかったりする。

もちろんもっと良いものをとか、もっと十分にという程度の差はあれど、それこそ大昔のように食べ物が全くなくて死んでしまうようなことは、今の日本ではなかなかないわけです。

そんな中で、自ら飢えた状態を作るなんて逆に贅沢なことだと思うのです。
いざとなれば食べられるという選択肢を残しながら、自分の健康のためにわざわざ飢えるわけですから。

では本当に飢えてる状況に自分をおけるかというと、それはなかなかできない。
結局は、あとで食べられるからという安心がお腹が空いた状態をも楽しいものにしてくれてるんですよね。

甘やかされた環境で生きられることに感謝しつつ、なんだか申し訳なさみたいなものも感じるのです。

ウチヤマ ケンイチ