令和元年11月12日に考えたこと

もしすべてがリセットされてしまったら

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日、昔からの地元の友人が関西に引っ越しました。

結婚して、仕事を変えて、家具や服も整理して、住む場所も変わる。
彼はそれを「リセット」と表現してた。40歳手前にしてまた新しい生活をスタートできるなんて、ちょっと羨ましくも思うのです。

僕も3年前に会社員を辞めて独立したときには、暮らしはそれなりに変わりました。
仕事という多くを時間を費やしていることが変わったわけだからそれは当然の話。かたや、人間関係や身の回りの物なんかは基本的にはこれまでの延長で一部を入れ替えた程度。リセットとまでは言えません。

リセットという潔さに憧れる一方で、これまでの延長だからこそ、今の生活ができてるというのもある。
たとえば、仕事は僕を知る人から紹介してもらうのが大半だし、服とか身の回りの物もこれまで買ってきたからこそ最近は新しく買わずに済んでる。
人間関係は最たるもので、安心して楽しく過ごせるのはずっと付き合ってきた人たちに囲まれているからです。

逆に言うなら、今の自分がやれてること以上に、豊かな暮しをさせてもらっているということだとも思うのです。
もしすべてをリセットされてしまったら、自分はゼロからどれだけのことができるだろう。

いつでもゼロからスタートできるくらいに、強くありたい。
部分的にでもいいから何かをリセットしてみたら、今この環境にもっと感謝できるのかもね。

ウチヤマ ケンイチ