令和元年11月26日に考えたこと

失敗に比べて成功は再現性が低い

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ここにも書いたことのある、成功した話はあまり参考にならない、というやつ。
先日ネットに同じような意見が書かれていました。

そこには理由も書かれていて、失敗に比べて成功というのは再現性が低いから参考になりづらいんじゃないかと。
なるほど。たしかにその通りだと思うのです。

私はこうして失敗しましたという話は再現性が高いから、参考にすれば自分も失敗する可能性は結構低くなる。
一方で、成功の話も参考にはなるんだけれど、運とか、環境とか、そんな影響も強いから、その話をなぞったからといって、そのまま成功できるとは限らないんですよね。
たしかに僕の感覚でも、失敗の話のほうがずっと参考になる。

あと成功の話というのは、自慢話のようになってしまって素直に聞けない、というのもあると思うのです。
僕も、成功の話を素直に聞くつもりでいて、どこかでそれはあなただからうまくいったのではと、斜に構えてしまうことがあります。

失敗の話なら素直に聞くことができる。邪魔な感情だなと思いつつ、人というのはそんなものだと思うのです。

ちなみに優秀な若手を見ていると気づくことなのですが、人からのアドバイスを素直に試すんですよね。斜に構えずにとりあえず試す。

成功の話は再現性が低いとはいえ、素直に聞ける人はその分成功の確率は上がる。
どちらにせよアドバンテージがあるなと、そう思うのでした。

ウチヤマ ケンイチ