令和元年11月27日に考えたこと

デザイナーには今日からでもなれる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

収益だけの話でいうと、本業のデザインで頂いてるフィーよりも株式投資での利益の方が多いことがあります。
あと日によっては、デザインをしている時間よりも株価とにらめっこしてる時間が長いこともある。

では僕は投資家なのかというとそうではなくて、やっぱりデザイナーなのです。
この感覚はどこから来ているんだろうと、そんなことを考えたのですが、結局は自分が何にこだわっているかによるのかなと思うのです。

たとえば、デザインをするときには僕は自分なりの信念やこだわり、プライドがあります。
デザインでは人に負けたくないし、自分よりすごい人からは悔しいながらも学ぼうとする。

一方で、投資の方はどうかというと、もちろん真面目にやってはいるのですが、そこにプライドはありません。
もちろん失敗するのは嫌だけれど、それがデザインがうまくいかないときほど嫌かというと、やっぱりそこまでじゃないのです。

芸人のなかやまきんに君が、本業はボディビルダーで、お笑いはバイトだと言っていました。
これ、ネタのひとつだとは思うのですが、でもその気持ちはよく分かるんですよね。

結局は客観的な要素よりも、自分がどう思っているかでその人が何者であるかは決まると思うんです。
よく未経験の人が「自分もデザイナーになれますか?」と質問しているのを見かけます。

気持ちがあるなら、デザイナーには今日からでもなれる。

ウチヤマ ケンイチ