令和元年12月6日に考えたこと

大人げなく若手と張り合う先輩でいたい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人に何かを教える立場になると、それと同時に自分は前線から離れがちになる。
ここ数年、僕は若手にデザインやプロジェクト管理のいろはを伝えているのですが、気がつけば僕自身はデザインをしたり、プロジェクト管理をする機会が随分と減っていました。

今日、久しぶりに打ち合わせで議事録を書いた。日頃から議事録の書き方や重要性を散々叫んでいるのに。
そういえば本気で書いたのは久しぶり。そして、それではダメだと思ったのです。

自ら現役であり続けてるからこそ、やり方もノウハウも鮮度を保つことができる。
これがいわゆる「先生」になってしまったら、気づかぬうちにそのやり方は古くなっていたり、温度感もずれてゆくかもしれない。

他にも現役であり続けることは良いことばかり。
たとえば、気持ちの面で現場をきちんと理解できるとか。だからこそ、現場の若手も聞く耳を持ってくれるとかね。

最近現場から遠ざかっていた理由は「僕がやってしまうと現場が育たないので」という大義があったわけですが、いや、でもどこかで自分はラクをしようという気持ちがあった気がする。これはまずい。

久しぶりに自ら手を動かしてみて思ったこと。
改めて楽しくて、やりがいがあるなということ。そして、大変だということ。

よーし。再び最前線に立って、若手メンバーたちと同じ土俵で戦うぞ。
大人げなく若手と張り合う先輩でいたい。

ウチヤマ ケンイチ