令和2年1月12日に考えたこと

仕事でも失敗を許容できるしくみ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は座学でデッサンの基本を教わってきました。
絵画教室に通い始めて2ヶ月。これまでは知識もほどほどに、まずは手を動かしてきたのです。

講座の内容は、デッサンとはそもそも何なのかに始まり、鉛筆の持ち方、立体感の出し方、あとモチーフと自分の位置関係といったところ。
実践の中で都度教えてもらってきたことを、今度は体系的に整えて教えてもらう。やっぱりこの方法は理想的だと再認識できました。

講義の内容はよく理解できたつもり。腑に落ちた、納得した、という感じでしょうか。それは2ヶ月手を動かしてきたおかげだと思うのです。

自己流って、やっぱりほとんどうまくいかないわけです。
そこで先生にアドバイスをもらって、その部分だけなんとなく理解する。けれどそれは身につくというよりも、情報として知った、という感じなんですよね。

そんな状態が続いたところに、「つながった答え」をポンと置かれる。すると、カラカラに乾いたスポンジが水を吸い上げるようにどんどん答えが吸収されていくわけです。
情報と情報の間が埋まっていって、知識が扇状に広がっていく感じでしょうか。

仕事では、今度は僕がデザインについて教える立場になります。
そこでも、とにかく自分でやってみて失敗するという、そんな経験をどんどんやってもらいたい。

だからこそ、仕事でも失敗を許容できるという、そんなしくみが必要になるんだよね。

ウチヤマ ケンイチ