令和2年1月29日に考えたこと

無くせる制約はやっぱり取り払うべきさ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

仕事というのは大抵、なにかしらの制約の中で進めるもの。
よくあるのが、納期が短くて十分な検討の時間が取れないとか、あとは人手が全く足りていないとか。

逆に、時間も人手も十分という仕事はめったにお目にかかれない。
なので、足りない状態こそが普通であって、人や時間が十分なプロジェクトの方が例外なんだと、そう思うようになっていました。

ではなぜ、仕事というのはこうも足りない状態が多いんだろう。
競合の存在や市場のニーズでスピードが求められることや、多くをやろうとして人手が分散してしまうのも分かる。
かといって、整った条件で仕事をすることを諦めてしまうほどにありえないことなのかというと、その理由が説明できないのです。

そういえば、昔はそんな状態を疑っていたのです。
きっと仕事の環境は整えられるはずで、時間も十分、人手も十分、そして良い仕事をする。それはできるはずだって。
そして、実際にそういう仕事って、やっぱり良い成果が出せるんですよね。

場数を踏むごとに、いつしか現実として十分な環境に出会わなくなって、自然と諦めるようになる。
特にフリーランスになったこの3年間は、内部の人間だった頃よりも納期も人手もコントロールしづらい立場になっていたし。

これじゃダメだ。今一度、条件を整える努力をしないとな。
制約を受け入れることは大切だけど、無くせる制約はやっぱり取り払うべきさ。

ウチヤマ ケンイチ