令和2年2月5日に考えたこと

中心にある「本当にすごい部分」

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、久しぶりにテトリスをやりました。
最近のテトリスってすごい。ネット上の人たちと99人同時に対戦ができるんですね。

しかもゲームソフトは買ったわけではなく、オンライン対戦をするための申込みをすればゲームは無料でダウンロードできる仕組み。ほんと便利な世の中です。

僕がテトリスに夢中になっていたのは30年前。当時はネットも無かったし、99人で対戦するなんて考えもしなかった。画面も白黒だったし。

それでも一応、ケーブルでゲーム機同士を繋げれば隣の友だちとは対戦できました。
考えると、ゲームそのものの楽しさは30年前に既に完成してたと思うのです。それはテトリスというゲーム自体もそうだし、ゲームボーイというハードもそう。

本当にすごいものというのは、テクノロジーとは関係がないなと最近よく思うのです。
テクノロジーが発達したことで、ゲームにしても、デザインにしても、アプリなんかのツールにしても、質の高いものは一気に増えました。
一方で、それが30年経っても、コアとなる価値は変わらないままに受け継がれているかというと、その多くは無くなっていると思うのです。

時代が変わって、技術や流行りも変わったときに、姿形が変わるのは仕方ない。
それでも、その中心にある「本当にすごい部分」というのはずっと受け継がれる。

やっぱりそういうものを作りたい。すごくむつかしいことだけれど。

ウチヤマ ケンイチ