令和2年2月24日に考えたこと

欲しい物が必ずしも高価ではなかったりする

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

人の欲というのは際限が無いと、そんなこと話を聞いたことがあるのです。でも、ことお金に関していえば意外とそんなことはないんじゃないかと近頃思うのです。

周りを見ていて思うのは、収入が上がったからといって生活がガラリと変わる人はあまりいなくて、みんなこれまでと変わらない生活をしてるということ。
僕の周りだけがそうなのかもしれないし、世代的なものや景況感も影響してるのかな。

ある一定の収入までは、それまで買えなかった物が買えたり、食べられたりするから幸福度は上がっていく。
けれど、今の世の中って欲しい物が必ずしも高価ではなかったりするから、ある程度の収入を超えるとそれ以上はさほど生活は変わらなかったりする。

収入が多い人の中には、実はすぐにでも仕事を辞めたってこれまでの稼ぎで食べていける人はいる。
それなのに仕事をするというのは、それはもう稼ぐところとは別のところに目的を持っているわけで、そういう人ほど収入が多いからおもしろいもの。
逆に宝くじが当たったらすぐにでも仕事を辞めたいと言っている人ほど、足りてなかったり。

本人の欲はさておき、評価される人にお金が集まってくる。まあそれは世の中の真理な気もするのです。
安価で色々なものが手に入る世の中は素晴らしいけれど、頑張ればようやく手が届く高価な物がたくさんあることも実は豊かさ、楽しさのポイントな気がするよ。

ウチヤマ ケンイチ