令和2年2月29日に考えたこと

環境に合わせて暮らしを変えていく

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

子どもたちの学校が急遽休みになって、働いてる世の親御さんたちはどうするんだろう。
ひと昔前なら、祖父母と一緒に暮らしてる家庭も多かっただろうし、専業主婦も多かった。
たとえば僕が子どもだった頃にいきなり休みになっても、今ほどは混乱もなかったように思います。

では昔みたいにな家庭のあり方が良いのかというと、そういう単純な話ではもちろんない。
僕の周りにも地元を離れて、関東で家庭を築いている人は沢山いますが、親は慣れた地元に残り、自分たちも東京で仕事をして、コミュニティもこっちででき上がってる。

でも震災の時もそうでしたが、こういう大きな出来事をきっかけに、徐々に家族や暮らしのあり方も変わっていくのだと思うのです。
人は環境に合わせて暮らしを変えていく生き物だから。

子どもが家にいる環境でリモートで打ち合わせをしたり、仕事をしたりすること。
それを多くの人が経験して、それでやればできると気づくなら、出勤すること自体を疑うようになるだろうし、仕事と家庭の境界線も曖昧になると思う。
それが良いか悪いかはさておき、そういう気持ちの変化が一斉に起こるということは、やっぱり影響は大きいと思うのです。

数年後には、働く場所も、働いているときに誰と居るのかも変わってるかもしれない。
仕事をする親の横で子どもがリモートで授業を受けてたりとか。しかも、それが自宅じゃないとかね。

ウチヤマ ケンイチ