令和2年3月30日に考えたこと

ある物事について想像できる人とできない人がいる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

志村けんさんがコロナウイルスで亡くなったんだそう。

子どもの頃、特に小学校の低学年くらいまで、ほぼ志村けんさんで育ちました。
テレビ番組を観るのはもちろん、小道具を作って真似をしながら近所を歩き回ったり、キャラになりきってビデオ撮影をしたり。
ケンちゃんラーメンも食べてました。シールで当たったキャラが飛び出す定規、まだ実家にあるかな。

これだけの有名人が亡くなると、コロナウイルスに対する世間の意識も変わると思うのです。
具体的な形で見せられて、初めて理解できること。

コロナウイルスに対して認識が甘いと非難されている人たちは、たしかに意識の問題もあるのかもしれませんが、単純に想像ができないという部分もあると思うのです。
ようは気持ちの問題ではなくて、スキルの話。

仕事をしていると、相手が一生懸命に説明してくれているのに、どうしても理解できないことがあります。
その逆もあって、僕の中でははっきりと分かっていることなのに、相手にはどうも伝わらなかったりする。

でもそれを目に見える資料やデザインという形で提示すると、すぐに理解してもらえたりするんです。
具体的なもの、目に見えるものなら理解できるけれど、言葉ではどんなに言われても想像ができない。

ある物事について想像できる人とできない人がいる。
そしてその物事が変われば、できる人とできない人も変わるのだと思うのです。

ウチヤマ ケンイチ