令和2年4月8日に考えたこと

選択肢が増えるというのは、すごく強いこと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

通っていた絵画教室がしばらく休校となり、それならと20年前に受験で使っていた鉛筆を取り出してみたのです。
お皿が入ってた紙製の箱に入れ、ずっとしまっていたやつ。

アナログな道具ってすごい。僕がまだ10代だった頃の物なのに全然状態は変わってない。これならすぐに自宅でデッサンができそうです。
デッサンは筋トレに似てるんだって。それなら教室がお休みの間もコツコツと続けないとね。

通勤せずにテレワークにしたり、習い事に通わないで自分で学ぶこと。
そんなことを続けていたら必ずしも必要ではないことがあぶり出されて、コロナがおさまった後にも影響しそう。

でもどんなにオンラインで仕事が捗っても定期的に直接顔を合わせることは意味があると思う。習い事だって、同じ志を持った生徒と先生が同じ場に集まっているからこその学びがある。
すべて効率だけで考えたら、もうオフィスは不要だし、なんでもオンラインで済ませられると思ってしまいそう。そうなるのはちょっと怖いのです。

すべてはバランス。毎日同じような時間に満員電車に乗らなきゃならないようなネットが解消してくれる。
習い事を始めるのを躊躇してる人だって、まずはオンライン講座なら始めてみようと思えるかもしれない。

対面も大切にしつつ、いざとなれば自宅やネットでもいける。
そんなふうに選択肢が増えるというのは、すごく強いことだと思うのです。

ウチヤマ ケンイチ