令和2年4月28日に考えたこと

制約から、新しい価値が生まれそうだ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

オンライン飲み会をしていて思うのは、これは「普通の飲み会の代わり」では収まらないなということ。
実際に会えないから仕方なくやるものではなく、どうやらオンラインならではの価値がありそうだと気づくわけです。

たとえば、終電を気にしなくていいとか、直前まで他の用事を入れられるとか。飽きた人は他のことできるゆるさもすごく快適。
つまりは、オンライン飲み会は普通の飲み会の劣化版じゃなくて、これからはシーンに合わせて選ぶ対等の選択肢になると思うのです。

こんな話を知人としてたところ、これはVRも同じだと思いました。「現実にいかに近づけるか」という発想から、他の価値を持つ対等の選択肢になりうる。
たとえばVRでライブを楽しむのであれば、まるで本当にライブ会場にいるかのような体験にプラスして、現実では起こり得ない映像や体験もつくったりとかね。

オンライン会議もVRの一種だと思うのですが、今後はオンライン会議ならではの価値が見いだされるに違いない。
それは出社しなくても良いという効率の話にとどまらず、オンラインならではの価値が見つかるとうこと。

今回みたいに、世界が同時に新しいスタイルを体験することなんてそうそう起こらない。
僕の仕事は体験をデザインすることですが、こんな変化に携われるというのはものすごい貴重なことだろうと思ってます。

制約から、新しい価値が生まれそうだ。

ウチヤマ ケンイチ