令和2年5月10日に考えたこと

ツールに使われるのだけは避けないと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

僕が担当している業務の中に、「ワイヤーフレームを描く」というのがあります。

ワイヤーフレームというのは、ウェブやアプリを作る際の設計図のこと。
どんなサービスにするかを検討しながらこの設計図を作成し、それを元にデザインやプログラミングを行うのです。
数ある業務の中でも僕にとって常に中心にあって、一番好きな仕事です。

この仕事を始めてからの13年間、僕はずっと同じツールを使ってワイヤーフレームを描いてきました。
そのツールはExcelで、他のツールを試しても結局すぐに戻ってきてしまいました。
表計算ソフトでありながら自由に図形が配置できて、紙に線を引くように自由に使えるのが良かったのです。

そんなツールを最近変えようと思っています。ようやく満足に使える専用のツールが登場したのです。機能面ではExcelよりもずっと便利。

13年間使ってきたツールを変えることは大変かと思ったのですが、いざやってみるとこれが意外とスムーズでした。
ツールはあくまでもツールであって、それよりも自分がどう考えてどう使うかが大切。ツールの機能に頼りすぎていなかったことは結果的に良かったみたいです。

新しいツールも早く自分の手足を動かすように使えるよう練習しようと思います。
便利だからとツールの機能に頼りすぎてたら自分のデザイン力も下がっちゃう。ツールに使われるのだけは避けないと。

ウチヤマ ケンイチ