令和2年5月23日に考えたこと

中途半端な立場にいると分からないことがある

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

ちょっと前から、エンジニアの方にウェブサイトのコーディングを習ってます。
元々は僕がディレクターをしていた仕事で一緒だったエンジニアさんで、チーム内での役割は別々だったわけですが、今は僕が習う立場です。

当時から優秀なエンジニアさんだとは思っていたものの、いざ自分でやってみるとその優秀さというのがより一層分かる。
細かな具体的な話をしているときの詳しさ、自分がやってみてできなかったことがすぐにできてしまう凄さ。なんだか新入社員の頃を思い出しました。

初めてウェブデザインに触れた当初は、周りの人はみんなすごい人に見えたものです。それは理由もなく、経験者というだけで凄く見えた。
それが自分に知識がつくに従って、今度は段々と自分の方が深く考えてるんじゃないか、優れてるんじゃないかと思ってくる。
でもそれは勘違いで、そこからさらにもっともっと経験を積むと、やっぱり自分はまだまだだったと周りの人の優秀さに気が付くわけです。

つまりは、中途半端な立場にいると分からないことがあって、当事者になったり、経験を積むことによって初めて見えてくるものがある。

仕事をしていると相手に不満を持ったり、物足りなさを感じてしまうことって正直あると思うんです。
でもそれは相手の役割について自分自身が未熟なせいで、相手の貢献が自分には見えていないということは大いにあると思ったのでした。

ウチヤマ ケンイチ