令和2年5月19日に考えたこと

対面で打ち合わせすることの価値はどう変わるのか

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

同じオンライン会議でも、回ごとにそのやりやすさは随分と違うものです。

扱う内容の違いもさることながら、なにより会議の質を左右するのは音質や画質。
ちょっとした聞きづらさとか音声の遅れがあると、途端にコミュニケーションがしづらくなるんです。

大音量が流れるクラブやライブハウスの中では、大声でシンプルな内容しか話せなくなる。なんだかそれに似てる気がします。

ちょっとした音質の違いでこれだけ違いを感じる。
であれば、今後技術が進歩すると、ますます対面で話す必要性は減るのかもしれません。

先日知人と話していたのは、音声が三次元になって出席者の声がそれぞれ違う場所から聞こえるようになるといいなということ。
もしそれが実現できれば聞きたい人の声の方向に集中できるから、対面での会議のように同時に何人かが話してもより鮮明に聞き取れると思うのです。

テレワークが当たり前になれば、そんな3D音声とか、あと人物そのものがSF映画のように立体的に表示されるようになるかもしれない。
世の中の技術の興味がそっちに向かえば、技術は進化は一気に進むと思うのです。

そうなると次に気になるのは、対面で打ち合わせすることの価値はどう変わるのかということ。
オンライン会議がどんなに高機能になっても、物理的に近いことにはやっぱり意味があると思う。

音楽も、音源とライブはやっぱり違う。それにも似てるかな。

ウチヤマ ケンイチ