令和2年6月12日に考えたこと

どの単位で括るのかで結論が変わる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

株の売買で、買った価格よりも安く手放すことを損切りと言います。僕はこれまで、基本的にこの損切りをしないようにしてきました。

では株価が下がったらどうしてきたか。
僕の場合は、そのままずっと持ち続けて再び値が上がるまで待つようにしていました。

ただそれは不確実な話で、待てば待つほど値は下がるかもしれない。安くても手放しさえすればそのお金を他の株に再投資することもできる。
つまりは損切りをしないこと自体は、必ずしも正解とは言えないわけです。

今日思ったのは、なにをもって損切りなのかは実は集計する単位で変わるということ。

たとえば複数の企業の株を同時に購入して、まとめて売ってプラスだった場合。
実はその中に損切りしている銘柄があっても、取引全体のセットとしては損切りしていないと考えられる。

他にも1日、1週間、1ヶ月、1年と括る期間を変えてみたり、株式投資と本業の給料と合わせてプラスであればOKという見方もできなくもない。
考え方は1つじゃない。なのに銘柄単位で損切りをしないというルールだけを遵守してきたのは、ちょっと頭でっかちだったかもしれません。

実は今日2回目の損切りをしました。自分を納得させようと集計の単位を変えてみたのですが、僕的には新たな発見でした。
それにしても、事実はひとつなのにどの単位で括るのかで結論が変わる。なんとも不思議だなぁ。

ウチヤマ ケンイチ