令和2年7月20日に考えたこと

何かと比べなくてはならない宿命

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

株取引をしていると、自分の面白い心理状態に気づくのです。
それは同じ資産を持っていても、その時々で感情が全く違うということ。少し違う、ではなくて全く違うのが面白い。

たとえば、保有してる株の株価が1000円だとする。それが1050円になればもちろん嬉しいわけです。
ただ今度は順調に株価が上がって、1100円になった時、そこから1050円になると今度は残念な気持ちになるし、不安にもなる。

単純にその時の株価だけではなく、上がりトレンドだとか下がりトレンドという意味も含まれてる。
けれど、それにしても同じ資産をであるにも関わらず、喜んだり落ち込んだりするのは不思議なものです。

人って、自分の今のポジションを把握するには何かと比べなくてはならない宿命があると思うのです。
何とも比較をせずに絶対評価ができるのは理想なんだけれど、それはむつかしい。

比較するのに一番変わりやすいのは、自分の周りの人であり、そして自分自身でもある。
株価が下がって昨日の自分と比較すれば不満を持つし、逆に上がれば喜ぶ。生活できないほどの状態であれば話は別ですが、そこを超えてからは相対比較しかなくなるんだよね。

自分との評価よりも困ったものなのが、周りとの評価です。
それも自分とは違う世界にいる遠くの人ではなくて、身近な同僚や友だちと比較するのが分かりやすいから、それも厄介なんだよな。

ウチヤマ ケンイチ