令和2年8月19日に考えたこと

若手にはどんどん失敗させてあげないと

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今年も8月19日がやってきました。何度か書いていますが8月19日は僕の社会人キャリアにおいて特別な日なんです。
新卒2年目から参加した新サービスの立ち上げ。当時の僕には大きすぎるプロジェクトで、いや、今でもそれを超える規模のプロジェクトはなかなかありません。

2009年8月19日がそのリリース日で、その日に大きな障害を起こしてしまったのです。
僕は若手だったので、最前線に立って対応していたのは他の先輩たち。それでも若手の僕にとってもリリース後はもちろん、リリース前もずっとギリギリの戦いで、様々な経験を1年半という短い間に経験させてもらいました。

今思うのは、若手時代に大きな挫折と、それを乗り越える経験をすることはとても価値があるということ。
もちろん失敗は関係者にも迷惑をかけてしまうので、起こさないに越したことはないのですが。

ではどうすれば良いのか。とにかく若手は自分のキャパ以上のことにどんどんチャレンジをして、失敗すればいいと思うのです。
そのときに大切なのは、最後になんとかしてくれるセーフティーネットがそばにいること。本当に大きく倒れたらそこで終わってしまうわけで。

この年齢になると、ほとんどの仕事は若手と一緒です。
プロジェクトの成功も良いけれど、許容できる範囲ではどんどん失敗させてあげないと。そのためにも自分の戦闘力を上げなくちゃならない。

ウチヤマ ケンイチ