令和2年8月26日に考えたこと

出会い方による先入観というのは結構大きい

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

出会い方による先入観というのは結構大きくて、たとえば、一緒に仕事をしている顧客の担当が実は思ってたより若かったとかする。

顧客として出会うと、お互いに敬語だし、相手が詳しいパートでは頼り切ったりするもの。
でもよくよく考えてみると、自分のかなりの後輩として入ってきた若手と同い年だということに気づいて驚いたりする。

先入観があると年次なんかは関係なくなるし、身内の場合は本当は頼っても良いはずなのに後輩だと思うと頼りなく思ってしまったりね。

自分が先入観を持っているということは、きっと相手も同じこと。僕なんかは顧客に紹介されるときに、デザインの専門家として紹介されプロジェクトが始まります。
そうなると実際の働き以上に、たぶん顧客からは僕の意見や考えはそれっぽく見えてしまっているはずです。
この状況って仕事のやりやすさはあれど、必ずしも良い状態とは言えないと思うのです。

たとえば昔からの友だちなんかは、僕のことをデザイナーだなんて思ってないだろうから先入観なく意見をくれるはず。
あと、匿名のユーザーテストなんかでも、自分のデザインに対して遠慮のない意見が貰えそうです。

悪用をしなければ、先入観というのは意識やモチベーションをコントロールするのに有用だとも思うんですけどね。
でもふとしたときに先入観を取り払って、もっと相手の力を引き出せるとお互い幸せだよな。

ウチヤマ ケンイチ