令和2年9月11日に考えたこと

頭の中のイメージと、実際は結構違う

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

デッサンをしていると気づくのですが、頭の中でイメージしていた物の形と、実際の物の形は結構違うものです。

例えば、人の頭部は思っていたより大きいし、目の位置は思ってたより頭の真ん中あたりにある。
イラストで描かれてる人の顔やリンゴの形なんかは実際の形とはかけ離れているのに、人の顔にも見えるし、リンゴにも見えるのも不思議。
きっと頭の中の世界というのは現実と同じようでいて、実際にはまったく違う姿形をしてるんでしょう。

人は記憶する時、数値ではなく印象や特徴を中心に把握しているしているということだと思うのです。となると、こうやって違いが生まれるのは形の話だけでは無いと思うのです。

例えば、人の印象。性格や行動、話していることなんかを組み合わせて、「この人はこういう人だ」と感じ取っているわけですが、この正しさも怪しい。
あれだけ毎日見てる目の位置の記憶が曖昧なんだから、相手の印象だって、どれだけ正しいのかは疑問だと思うんです。

ただ、実際と印象はどちらが正しいのか。理屈抜きに優しい人は優しいし、厳格な人は厳格であって、感じ取った方こそ正しいとも言える。
僕の中のイメージでは、頭というのは身体の上に乗っかっている底まで大きくないものだし、目は顔の半分より上にあるというのが正しいです。

ただイメージばかりに囚われすぎてると、物事を見誤ってしまうよね。きっと。

ウチヤマ ケンイチ