令和2年9月23日に考えたこと

この人のためなら嫌なことでも伝えてあげよう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

礼を欠いて友人や仕事を失ったり、無茶をして身体を壊したり、お金の使い方を誤って破産したり。
大きな失敗というのは、後になって初めて原因やその時の状況が見えたりするもの。

その時はなぜ失敗したのか分からないどころか、自分に原因があったことにすら気づいてなかったり。

分かっていれば防げるなら大失敗なんてしないわけで、結局は分からないからこそ失敗する。
大きな失敗ほどなかなか経験をすることはないから、当の本人は気づきにくいものです。

自主性の尊重とか、他人がとやかく口出しすべきではないというのも一理あって、どちらかというとそんな傾向は年々高まってる感じがします。
周りの人だからこそ気づけることや、一度経験した人だからこそ気づけるということもあるなかで、これは言ってもらう側にも責任があると思うのです。

「この人のためなら嫌なことでも伝えてあげよう」と、そう思ってもらえるような行動が日頃からできてるかどうか。そういう人であるかどうか。

他人の行動に口出しすれば受け入れてもらえないどころか、下手すると反発されたり嫌われることもある。いや、むしろそっちの方が多いかも。
それでも親は子どもを根気強くしつけ、本当に信頼しあっている者同士は厳しいことも言い合うわけです。

結局は人って誠実さだな。周りから手を差し伸べてもらっている人というのは弱い人じゃなくて、誠実な人だ。

ウチヤマ ケンイチ