令和2年9月29日に考えたこと

今日からこの人をデザイナーとして育てよう

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

誰かがデザイナーになる瞬間。僕は仕事柄、そういう場面に立ち会うことがたまにあります。

これまではデザインとは関係のない仕事をしてきた人が、異動でウェブの企画を担当することになって、僕と一緒に仕事をする。
ただ僕はあくまで外部から企業をサポートする立場なので、「ぜひ社員の中にもデザイナーを育てた方が良いですよ」と伝えるんです。
すると企業によっては本格的に人をアサインしてくれて、「今日からこの人をデザイナーとして育てよう」となる。

デザイナーは今の時代にはとても需要がある職業だし、それはこれからもしばらく続くと思っています。
とはいえ誰かのキャリアパスを決めるきっかけを作ってしまったことには緊張もするのです。

人生は仕事がすべてじゃないですが、影響は大きい。大げさに言えば、その人の人生を少なからず変えてしまってる。

もちろん他にやりたいことがあったり、向いてなかったりすればまたしばらくして担当が変わることもあります。
だから僕はあくまできっかけに過ぎないのですが、でもせっかくデザイナーの世界にやってきたのであれば、ぜひとも優秀なデザイナーになって、そして幸せになってほしいのです。

そろそろ本腰を入れて、自分の経験を後世に伝え始めないと。うちも外も。
自分が担当している顧客の若手に僕の経験してきたことを伝えて、僕が担当を外れても良い状態にするのが理想だな。

ウチヤマ ケンイチ