令和2年10月7日に考えたこと

デザインを好きになってしまえば話は簡単

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

筋トレ初心者の僕はトレーニングをするとすぐに筋肉痛になるので、「あー、成長してる」と進歩が実感できるのです。
見返りがあるのは嬉しいもので、ちなみに今も昨日のトレーニングのおかげで全身筋肉痛です。成長してる。

デザインの仕事はどうかというと、なかなかそうはいきません。やってもやってもどうも進歩してる気がしない。
だから若手デザイナーさんなんかは序盤にくじけてしまわないかと、いつもモチベーションには気をつけるようにしています。

昨日書いた暗記の話のように、ある一定の作業量をこなすとそこで一気に成長するのがデザイン。
それでも、市場や、顧客や、納期や、予算や、その他にも色々な要素の中で仕事をするわけだから、自分が成長したからといってすぐに進歩を実感できるとも限らない。

そんな中でもデザインの勉強を続けてもらうには、実感がなくても進歩しているんだと信じてもらうか、あとはもうデザインそのものを好きになってもらうしかない。

デザインを好きになってしまえば話は簡単で、成長の実感がなくても好きなだけで努力を続けて、それで気づけば良いデザイナーになってるんです。
ちなみにトレーニングも高いレベルになれば、努力の分だけ伸びるというわけではないと思います。
そういうときでも引き続き頑張れるというのは、努力ができる人なのか、いや単純に好きなことを見つけられた人って気もしてる。

ウチヤマ ケンイチ