令和2年10月27日に考えたこと

やれることを普通にやって、普通に過ごす

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

初めてコロナウイルスのことが報道されたのは去年の12月なんだそう。
なんだかもうずっとこんな状態だったように思えるのです。随分と長いな。まだ1年経ってなかったのね。

僕が子どもの頃にバブルがはじけて、大学生の頃は就職氷河期と呼ばれていて、社会人なったらすぐにリーマン・ショックが起こりました。
それから東日本大震災も起きたし、今はコロナの流行してる。思えば、ほとんどの時期は何かしら起こってた。

その時々、良い意味でも悪い意味でもその状態に慣れるしかなく、今ではもうコロナ渦での普通になりつつあります。
「早く普通の生活に戻りたい」と言うけれど、その「普通」って一体いつのことなんだろう。

みんなの頭の中にある普通なんてものはたぶん現実にはどこにもなくて、実際には普通じゃない毎日を過ごしながらその良い部分を集めて、理想的な「普通」を生み出してる気がします。
このありもしない「普通」はたぶん人の状態にも言える。最近うまくいかないなとか、逆になんだか順調だなと思っているときに比較してるのも、きっと実際にはありもしない正常な自分。

普通なんて無いのであれば、今置かれているこの状態で上手いことやることこそが大切だと思うのです。今が普通で、今が日常で、今が正常なのだ。
コロナが流行っていたって、この状態でやれることを普通にやって、普通に過ごす。それでいい気がするのです。

ウチヤマ ケンイチ