令和2年10月30日に考えたこと

評価する側の理解力不足や見る目の無さ

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

先日書いたデザインに苦労してたプロジェクトの件、ついに大体の方針が決まりました。
デザインというのはいざ出来上がると「なぜ最初から思い浮かばなかったんだろう」というくらいに当たり前の物ができたりする。
ひとまず制約の中では良いデザインができたと思います。世に出るのはまだ先ですが、はやくユーザーの反応が見たい。

今回みたいに時間をかけてデザインをしても、その完成物が当たり前に見えると、人によっては「なぜこんなに時間がかかったのか」と思ってしまうわけです。
僕の顧客は幸いなことに、こちらが説明しなくてもきちんとアウトプットの背後にある仕事まで理解してくれる。本当にやりやすいのです。

でも評価する側にその目がないと、作業した側が余計なことまで説明しなくちゃならなくなるわけです。
例えば、作業したものを全部見せたり、自分が苦労したポイントやなぜむつかしかったのかをこんこんと説明したり。

本来は最終的に出来上がった物と、あとは必要に応じて検討経緯を説明すれば済むはずなのに。

相手に言い訳やら余計な説明をさせてしまうのは、それは評価する側の理解力不足や見る目の無さもあると思ってます。
しかも評価する側って、大抵は作業をした人よりも立場が上だからやっかいなもの。

相手の仕事ぶりに不満があるとき、自分の評価するスキルが不足してるという可能性があることも忘れちゃダメだね。

ウチヤマ ケンイチ