令和2年11月5日に考えたこと

世の中って作用と反作用で出来ている

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

まだ大統領選の決着がついていないのに、世界中の株価が上がり続けています。
僕の保有してる株も上がっていて、ここ数日で資産は随分と増えました。

連日株価が上がるのはもちろん嬉しいことなのですが、後も高騰が続くと今度は「いつ暴落するのだろう」と心配になってくるのです。
これはよくよく考えるとおかしな話で、もし心配なら株価は上がったんだからそこで全てを売却してしまえば良いだけの話。今が良い状態であることは変わらないはずなのにね。

それなのにいつ暴落するのかと心配してまで保有をするのは、それはもっと儲かることに期待している人の心理だと思うのです。
プラスを目指そうとするからマイナスの側面が顔を出す。世の中って作用と反作用で出来ている。

欲を出すから心配事も増え、逆に欲張らなければ心配ごとも減るはずなのにそれもしない。期待をしなければ失望をすることもないわけです。
結局は不安は全て取り除いた状態が幸せなのかというとたぶんそんなことはなくて、先ほど書いたようにそれは同時に期待することも手放すことになる。
たぶん、それはそれで求めていないという人が多いんだと思うのです。

お腹が空いていればなんでも美味しくなるし、美味しいものばかり食べていたら有り難みもなくなる。
作用反作用がついて回るのは世の中の原理原則だかから仕方がないとして、でもその中で楽しさの総量は上げたいです。

ウチヤマ ケンイチ