令和2年11月7日に考えたこと
平面よりも立体に興味があるのかもしれません
ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。
この1年間、ずっと鉛筆でデッサンをしてきましたが、これからしばらく木炭でデッサンをしようと思ってます。
複数の濃さが用意されている鉛筆と違い、木炭は基本的に1本の濃さで描くんだそう。
太さも鉛筆とはぜんぜん違うし、横に寝かせて一気に塗ったりもできる。画材として全くの別物なのだそうです。
完成したデッサンを見ても、素人の僕にはあまり違いが分かりませんでした。
けれど、実際に木炭を使いながら色々と説明をしてもらうと、なるほど、たしかに鉛筆デッサンとはまったく違うんだと少しずつ分かってきました。新しい描き方を学べることがとにかく楽しみなのです。
木炭デッサンを始めてみようと思ったのは、なんだか彫刻のように絵が描けそうだと思ったから。
鉛筆で細かな部分を描くことも楽しいのですが、それ以上に大きな塊として形を意識したり、全体の印象を捉えながら絵を描く方が楽しくて、そして自分に向いているとも思ったのです。
そういえば、小さな頃から絵を描くことは好きだったのですが、同じくらいに紙粘土とか、あとセロハンテープを貼り重ねて大きな立体物を作っていたことを思い出しました。
元々、プロダクトデザインや家具が好きなわけですが、もしかすると平面よりも立体に興味があるのかもしれません。
木炭を使って彫刻をするようにモチーフを捉える。自分が描きたいモノが少しだけ分かった気がしています。
ウチヤマ ケンイチ