令和2年11月23日に考えたこと

もっと心で考えることもしないとね

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

島田紳助さんは若手芸人さんたちに向けて授業をしたとき、メモをとってる芸人さんに対して「メモなんか取らんでいいよ」と言いました。
スティーブ・ジョブズさんは会議でメモを取っていた社員に対して、そんな人はうちの会社に要らないと怒ったんだとか。

島田紳助さんは大事なことは頭ではなく心で記憶しろと言い、スティーブ・ジョブズさんは本当に重要なことは忘れるはずがないと言ったんだそう。
表現は違えど、2人の意図していることは近しい気がします。考えが心と身体に刻まれるくらいに、目の前の物事に真剣に取り組めということだと思うのです。

僕は会議でも習い事にでも、すぐにメモを取ります。
メモといっても紙ではなく、パソコンやスマホを使って書いたり入れ替えたりしながらまとめるのです。

取ったメモを後から見返すことはほとんどなく、一番の目的はメモを取っているその瞬間により深く理解するためなのです。
自分の頭の中にある考えを一度メモとして取り出すと、客観的に考えられる。メモの上でああだこうだと1人で議論して、考えを深めています。

一方で、その瞬間の感情みたいなものは、ないがしろになっていたかもしれません。
備忘録としてではなく理解を深めるためのメモは役に立つと思っているのですが、同時にもっと心で考えることもしないとね。

この歳になると自分なりのやり方が固定されてくる。意識して崩したい。

ウチヤマ ケンイチ