令和2年11月29日に考えたこと

未来に期待できないと幸せにはなりきれない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

もうずっとコロナで自粛生活をしているような気分ですが、実は今年の3月末まではそれなりに普通の生活をしてたんですよね。
緊急事態宣言が発令されていた期間も2ヶ月弱。それでも生活や経済への影響は大きくて、体感としてはもっと長い感じがするのです。

初めてのワクチンの使用が来月7日から始まるとニュースで言われていました。日本にも6000万人分が用意されるとのこと。
日々の生活には慣れてしまうものですが、こういう大きなトピックスがあると、なんだか世界は映画みたいな状況なんだなと改めて思うのです。

世界が元に戻ればそのときは以前よりパワフルに世界が動くんじゃないかと、先日期待も込めて書きました。
実際にはまだワクチンは投与されていなくても、将来に希望を持てれば人の気持ちは明るくなるものです。

株式投資をしていて気がつくのは、株価というのはその時点の状態で株価が決まるのではなく、少し先の未来を反映してるということ。
投資家は先を読んで、株価が動く前に株を仕込んでおこうとする。だから、今回のワクチンの件も実際に投与が始まる前から株価は好転したわけです。

そして、こんなふうにその時点ではなく少し先の未来を反映しているのは、人の気持ちも同じだと思うのです。
逆に言うなら、今が恵まれた状態であっても、未来に期待できないとそれでは幸せにはなりきれないってことかもしれないな。

ウチヤマ ケンイチ