令和2年12月21日に考えたこと

ふとしたタイミングでまた目の前に現れる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

会社員時代の話。一日の仕事を終えた後、毎日帰宅する前にパソコンで勤怠を入力していました。
ブラウザで入力ページにアクセスするのですが、たぶん当時はURLの頭文字を打って、表示された履歴からページに飛んでいたんだと思います。
今日ふと、無意識にそのURLの頭文字を打ってたんです。思わず一人で笑ってしまいました。

もう当時のことなんてすっかり忘れていたのに、記憶の片隅に残っていたみたい。なぜこのタイミングでそれが出てきたのかは謎です。

忘れてた記憶がふと姿を現すことがあれば、忘れてた物が突然出てくることもあります。
お気に入りだったのにいつの間にか着なくなっていた服や小物、あとはパソコンの周辺機器なんかもたまにひょっこり姿を現す。
そして、またそこからお世話になったりするのです。

記憶にしても、身の回りの物にしても、同時に抱えられる量には限界がある。
でも、その周辺にはこれまでに蓄積された多くの物やコトがあって、こんなふうにふとしたタイミングでまた目の前に現れるわけです。

きっと今は姿を現していない記憶や習慣、物やコトがもっともっと沢山あると思うのです。
そのどれもがポジティブなものとは限りませんが、それも含めて自分の経験なのかなと。

断捨離って、そんな目の届かない範囲にある物を減らしていくことでもあると思うのです。
そう考えると、ちょっとさみしい気がします。

ウチヤマ ケンイチ