令和3年1月6日に考えたこと

やってきたことは維持しながら、詰めもこだわる

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、自分は最後の詰めが甘いと書きましたが、そうなっている理由はなんとなく分かるのです。
それは、パレートの法則で言われている「8割の成果は2割の部分から生まれる」ということが影響してる。

僕はこの法則を信じていて、仕事において詰めの段階になると途端に効率が落ちるんです。
であれば2割の力で、5回の80点を取った方が全体の成果は大きくなる。

ただこれが将棋のように、勝ちか負けかの世界になると話は違ってくる。
もし対局中にずっと優勢であったとしても負けてしまったら意味が無い。そういう勝負は勝ち切らないと、プロセスで80点をとっても意味が無いわけです。

デザインにおいても競争相手とのシェアの奪い合いのような勝負はありますが、基本的には80点は80点として評価される。勝者が総獲りということにはならないんですよね。
となると、効率を考えてつい最後の詰めの部分を疎かにしてしまう。

でも昨日書いた通り、最後まで突き詰めるということにそろそろチャレンジしてみようと思ってます。
とはいえ、そこにチャレンジするということは効率的に仕事を進めることだったり、手広くボリュームのある仕事をすることができなくなる。
それでは今よりも後退してしまうので、これまでやってきたことは維持しながら、最後の詰めもきちんとこだわるようにしたいと思います。

これってきっと、想像以上にむつかしい。

ウチヤマ ケンイチ