令和3年1月9日に考えたこと

自分の感覚と実際の結果がずれていること

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

相変わらず今日も将棋に夢中だったのですが、アプリの対戦成績を見ていて気付いたことがありました。
それは先手と後手で勝率が結構違うということ。ちなみに先手だと勝率5割で、後手だと勝率4割ほどでした。

不思議だったのは、自分の感覚では後手の方が指しやすいと感じていたこと。
最初に相手の動きを見てから指すことができるので、特に序盤は後手の方が指しやすかったのです。

でもデータを見る限り、どうやら後手の方が苦手みたい。対局数もそれなりに多いので誤差ではないと思います。
どうやら「指しやすい」という感覚と、勝ち負けというのは一致していなかったということのようです。

そういえば株式投資をしていても、自分の感覚と実際の結果がずれていることがよくあります。
随分と損をしてしまったとがっかりしていたのに、データを見たらプラスだったりすることがあるのです。
多分これは損をした時の印象の方が、強く残っているからじゃないかと思っています。

話を将棋に戻すと、後手の場合は相手に合わせて指すから悩まずに指せる。
その悩まずに指せるということが、「自分は上手く指せているんだ」という勘違いに繋がったのかもしれません。

あまり意識してこなかったけれど、きっとこれはデザインや仕事でも同じかもしれない。
スムーズに進んでるときよりも、悩みながら考えた不安なデザインの方が優れていることがあるかもね。

ウチヤマ ケンイチ