令和3年1月12日に考えたこと

機能面が足りていても大丈夫とは限らない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

テレワーク中心の生活になり、ワンルームで暮らしている人が気持ち的に参ってきているという記事を見かけました。
場所で気分は変わるもの。自宅と職場というスイッチが無くなり、同じ部屋に1日居続けるのは確かに心身ともに負担が大きい。

日本の昔の家の作りは面白く、同じ部屋でもちゃぶ台を出せばリビングになり、ちゃぶ台をたたんで布団を敷けば寝室になりました。
そういう工夫をすれば同じ場所であっても機能面はカバーできるわけですが、実際のところは機能だけなく気持ちへの影響も大きい。

場所以外に、服というのも気分を変えてくれるアイテムです。
スーツを着れば仕事モードになり、パジャマに着替えればリラックスモードになる。別にパジャマで仕事ができないかというとそういうわけではありませんが、こちらもやっぱり気持ちの面では具合が悪いわけです。

最近、僕は複数持っていたスマホを整理して、デザイン制作、株式投資、プライベートとそれぞれ役割を分けることにしました。
同じ端末に様々なアプリを入れられるので、アプリを切り替えながら使えば本当は1台でも事足りるはずなのですが、でもいざ用途によってスマホを分けてみるとこれが想像以上に使いやすい。

機能面で足りてるから大丈夫と思わずに、気持ち的にはどうなのかという情緒的な部分も尊重しないと。
便利すぎる現代は、むしろそっちの方が大切な気がします。

ウチヤマ ケンイチ