令和3年1月18日に考えたこと

自信と不安の間で行ったり来たりしている人

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

デッサンを描くたびに思うことなのですが、全然上手く描けないという気持ちと、いや意外と上手いかもという気持ちの、真逆の感情が交互に現れるんです。
なんだか矛盾しているように思うのですが、どちらの感情も本当なんですよね。
きっと、この行ったり来たりの状態が続く最中に、上達してるんだと思います。

例えば、上手いと感じている瞬間は、これまでできなかったことができた瞬間で、その気持ちは正しい。
そして、まだまだ下手だと感じている瞬間は、もっと上手なデッサンを知っているから、それと比べて評価してる。
なので、どちらの感情も正しいというわけです。

この真逆の感情は数分おき、場合によっては数秒おき、そして同時にもやってくる。
こんな感情の揺らぎは、あまり上達していないゴルフやウクレレで感じることは少なくて、やはり順調に上達しているサインだと思っています。

そういえば仕事で若手を見ていても、自信たっぷりの人もいれば、逆に全く自信がない人もいるわけですが、そのどちらもコンディションが良いかというと、そうでもない。それよりも、やはり自信と不安の間で行ったり来たりしている人が、端から見ていても上手くいっているように思います。

それにしても、1ヶ月前に描いたデッサンを見ると、上手く描けたつもりだったのに、かなり下手なんです。
やっぱり成長してるし、やっぱりまだまだ下手なんだな。

ウチヤマ ケンイチ