令和3年2月25日に考えたこと

学びたいことがあるのに試験に合格しないと学べない

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

昨日、本棚の整理をして自分のやりたかったことを思い出したからか、それとも今日、通ってる絵画教室で他の人が美大受験について話しているのを聞いたからか。
理由は分からないのですが、ふと自分の大学受験を思い出しました。

僕は行きたかった学部は、造形工学部とデザイン工学部。工学や理論に基づいた、インダストリアルデザインを学びたかったのです。
ですが、残念ながら第一志望群だったそれらの大学には受からず、結果、理工学部で建築を学ぶことになりました。

進路としてはちょっとずれていましたが、かといってまったく違うわけでもない。
結果的には建築学科の中で、家具のデザインという、それなりにやりたかったデザインを学べたのでした。

今思うと、学びたいことがあるのに試験に合格しないと学べないというのは、なんだか不思議なルールだなと思うのです。
最近ではネットもあるし、好きなことは自分のペースで学んで、発表もできるようになった。常識が変わったんですよね。

僕は造形工学部で、香水のボトルや椅子のデザインをしたいと思っていたんです。
たぶん今からそれらを学ぶなら、必ずしも大学に行かなくたってネットで教材を探したり、直接プロの方を見つけて教えを請うこともできそう。

本当に学びたいなら、学ぶ資格を得るのもいいけれどもうさっさと学んでしまえば良いんだな。やる気があれば大抵のことはできる。

ウチヤマ ケンイチ