令和3年4月4日に考えたこと

理解というのはむしろ後からついてくるものなのかも

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

片付けをしていたらルービックキューブが出てきて、久しぶりに遊んでます。
一時期、6面を揃えられるようになりたいと頑張っていたのですが、結局できないままにしばらく放置してました。

ルービックキューブには実は攻略法があって、パターンを覚えれば6面が揃うんです。
とは言ってもそのパターンは複雑で、しかも覚えなくちゃならないのが3次元の動き。そう簡単ではありません。

久しぶりにやってみると、以前覚えたところまではすぐにできるようになりました。
頭で記憶してるのではなく手が動きを覚えている感じ。理屈は分かっていないのに手を動かすごとにキューブの色が揃っていくのはなんとも不思議な感覚です。

ちなみにこの攻略法があるとを知ったときはちょっとショックでした。自分の頭で考えて、理解して、解く。そこに意味があると思っていたからです。
それが色の配置ごとに動かすパターンさえ覚えてしまえば、色が揃ってしまう。なんだかなぁ、と。

でも最近思うのは、将棋にしても、ゴルフにしても、デッサンにしても、多くの分野において正しいやり方を反復練習して覚えるというのはやっぱり有効なんですよね。

並行して自分の頭でも理解しようとしつつ、まずは正しいやり方をそのまま使わせてもらうというのは悪いことではないのかもしれない。
理解というのはむしろ後からついてくるものなのかもと、最近はそうも思うのです。

ウチヤマ ケンイチ