僕はどんな事が出来るようになりたいのか、という話。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日は僕はどんな事が出来るようになりたいのかという話。

イチローって、経営者になっていたとしても活躍しそう。
坂本龍馬って、現代にいたとしても時代を変える何かをしていそう。
ジョブズって、江戸時代に生まれていたとしても素晴らしい何かを発明していそう。

各界の優秀で突き抜けている人を見ると、ついそんな期待と妄想をしてしまいます。
ジャンルの制約とか、時代の制約とか、技術の制約とは関係なしに溢れ出る何かを感じてしまう。

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先日、後輩と仕事観について話していたところ、後輩がこんなことを言っていました。

「最近考えているのは、今やっていることはインターネットがなかったとしても通用するかということ。」

これはとても同感。
日頃ウェブサイト制作の世界にいて感じるのは、これだけ技術や常識が目まぐるしく変わっていく中で表面的な知識や技術「だけ」を得ることはとても効率も悪く、そしてリスクも高いということ。
先日ベンチャーで成功している界隈の人たちが「もしインターネットがなかったら今の仕事ができているか」といった話題がfacebook上で盛り上がっていました。

ニッカオフィスでも現在のところ比較的ウェブサイト関連のプロジェクトを多くやらせていただいてます。
ですが決して「ウェブ制作会社」という意識は持たないようにしています。

もちろんその世界で活躍するためには、そのジャンルに置ける専門的な技術や知識が必要です。
建築を作るなら、土台やのことや大工さんのことを知っていなければダメだし、ウェブサイトを作るならプログラムのことやのことを知っていない話になりません。
それをおざなりにして活躍できるほど甘くはありませんし、現場の技術が伴ってないとただの思想家みたいになっちゃいますからね。

それらは当たり前のように学んだ上で、そしてそれらを通じて裏側にある意味や原理を掴んで行きたいと思っています。
ニッカオフィスは原始時代に行っても、未来に行っても、戦国時代にいっても、そしてデザインが自動でつくれちゃう様な技術が開発されたとしても、価値を生み出せるような存在になりたいのです。

がんばります。

ウチヤマケンイチ