ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今朝はさんざんな朝でした。

朝のいつもの道すがら、柿の木の下の赤い屋根でひなたぼっこしているネコを発見。
「これはいい被写体だ」と、こういう時の為に持ち歩いているカメラを取り出して撮影をしました。

しかし、何度撮ってもピントが合いません。
そうこうしているうちに時間だけが過ぎていきました。

朝の忙しい時間にゆっくり撮影をしているわけにも行かず、満足に撮れないままその場を去ることに。
ちなみに、撮れなかった原因は先日の結婚パーティーの時にレンズが汚れたからのようです。

－－－

写真は撮れませんでしたが、時間は過ぎてしまいました。
走れば間に合うはずと汗っかきの僕が珍しく走って駅に向かいました。
なのに駅に着くと無情にも目の前で電車が発車してしまいました。

「走れば間に合うはずの時間だったのに、おかしいなぁ。」とガックリ。
しかしどうやらダイヤが乱れていたようで、その後すぐに次の電車が来ました。
「よしこれなら間に合う」と、突然来た電車に普段は乗らない車両に飛び乗りました。

－－－

普段はちょうど階段の前に到着する車両なのですが、今日は普段乗らない車両。
にも関わらず、駅に着くと目の前がちょうどエレベーター。
しかも、ちょうどドアが開いて停まっている。

「これなら乗り継ぎに間に合う。ラッキー！」とエレベーター乗り込んでボタンを閉めました。
すると閉まるか閉まらないのところで後から来た人にドアを開けられてしまいました。

その後も別の人に開けては乗られ、開けては乗られ。
結局階段の方が早かったじゃないか。

－－－

エレベーターを開け閉めで時間をロスして、結局そのあと急いだもののタッチの差で乗り継ぎの電車には乗れませんでした。
しかたなく次の電車を電車を待つことに。

そうして列の「先頭」で待っていたのに、待ってた電車が目標位置での停車を大きくはずしてしまい、結局最後に乗車することに。
運転手さん、これ「電車でGO!」だったら即失格ですよ。

とこんな感じで災難が続いて、会社に着くのがいつもよりも遅くなってしまいました。

－－－

あれ、でもこうやって書いてみると全部ささいなことだな。
「嫌なことは重なるものだ」とか「厄日」とか良く聞くけれど、実はそう言う時って自分がそう思いこんでるだけかもなぁ。

嫌なことがあると勝手にイライラしちゃって心が狭くなっちゃってる。
それで普段なら見過ごしている様なことにも敏感に反応しているだけかもしれないなぁ。

あとは「良い被写体を見つけた」とか「ちょうどエレベーターが到着してた」とか、ラッキーなことが起きていたことも見逃せない。
期待した分、勝手に「損した」気持ちを強くしてたのかも。
ということで、今日はきっと「さんざんな朝」じゃなくて「勝手にカリカリしてた自分に気付いた朝」でした。

－－－

あと写真を縮小したら、意外とピンぼけわからんものですね。

さーて、明日も柿の木の下にネコいるかな。いるといいな。
ちょっとはやく出発すればじっくり撮影できるな。

よし、ピカピカにレンズを磨いて、明日に備えておこう。

ウチヤマケンイチ

ネコと柿の木。