【ダメなデザイン】危険なトイレのドア

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

前回はダメなデザインとして『セブン-イレブンの五目あんかけ焼そばのパッケージ』を紹介しました。
あれはあれで結構困るんですが、とは言ってもせっかくのあんかけが隅っこでクチャクチャなるだけ。
でも今回のは本当にダメ。とっても危険です。

本日のダメなデザインは『危険なトイレのドア』です。
コレです。↓

【ダメなデザイン】危険なトイレのドア

【ダメなデザイン】危険なトイレのドア


設計ミスなのか、デザインを重視したからなのか。
ドアを開けると壁とドアの間に隙間が開いて、ドアを閉じると隙間もなくなる設計になっています。
その隙間に誤って指でも入れてしまったら大変なことになります。

壁とドアの隙間をもっと広く設計していれば、誤って指が入るような事があってもそこまで大怪我はしないと思います。
トイレのドアなんで、そこまで気密性も必要ないでしょうし。
「指を挟まないように!」と黄色いシールで注意を呼びかけていますが、これでは根本的な解決にはなっていませんね。
せっかくの一枚ガラスのドアなのに黄色いシールを貼ってしまっては見た目にも良くない。
このドアだけじゃなく注意を喚起するマークってそこら中に溢れていますが、注意なんてしなくても大丈夫なようにデザインで根本解決したいなぁ。

あぁ。2週連続でダメなデザインの紹介になってしまいました。
デザイナーの佐藤卓さんも言っていましたが、本来、良いデザインというのは目立たないものだったりします。
だからついついダメなデザインばかりが目についちゃう。
ですが、次回はそんな目立たない所で活躍してくれている隠れた良いデザインをご紹介したいと思います。
ちなみに佐藤卓さんは「明治おいしい牛乳」や「ロッテキシリトールガム」のパッケージをデザインをした方です。

ウチヤマケンイチ
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