ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

今日、いつもの中華料理屋さんで食事をしていたら店員さんに偉そうに注文している人を見かけました。
飲食店のお客さんに限らず「お金を払う側が偉い」って態度の人っていますよねー。
でもそういう人を見ると僕は「きっとあまり仕事が出来ない人なんだろうなぁ」って思っちゃうんです。

理由はいくつかあるんですが。
まずは相手のすごさや努力を想像出来てないということ。

例えば、安い居酒屋で偉そうにしている人。
最近は驚く値段で料理やお酒が出てくる居酒屋さんがありますが、あれって企業側の知恵と工夫の結晶だと思うんです。
お店側が努力しているからその値段が実現できてるんですよね。
言い方が悪いですが、言うたら「その店が無かったら、お前みたいな貧乏人はそんな頻繁にこんな美味いモノを食べれないぞ」ってこと。
偉そうにしている人って「なんでそんな値段で提供出来るのか」ってことを考えたことがないんじゃないかなぁ。

もう一つの理由はお金や給料に対する考え方です。
これって「お金をもらうんだから苦労して当然」という考えがどこかにあるのではないでしょうか。
店員さんに偉そうにしている人って、自分が普段働いている時に苦しみながら仕事をしているんじゃないでしょうか。
だから逆にお客様側（お金を払う側）になった時に偉そうにしちゃうんじゃないかなぁ。もちろん全員とは言いませんが。
そして、僕が「この人は仕事ができるなぁ」って思う人って、誰に対しても敬意を払っている気がします。

なんかこの話って就職活動にも似ていて、採用する企業や組織側が偉そうなことってありますが、あれもほんといまいちだと思います。
採用される側だって、今の今までそれぞれ努力して自分を磨いてきたわけですよね。
赤ちゃんが大人になるのって簡単なことじゃなくて、本人も努力してきたし相当な教育費もかかってるわけです。
言うたらそんな努力やコストをかけてきた人が、ある日「いきなり関係ない企業や組織で働いてくれる」わけですから。

採用する側だって志望者に敬意を払うのは当然じゃないでしょうか。
採用される側だってどこに入るかを選べる権利があるわけだし、立場はイーブンなんだと思います。
ちなみに僕が就職活動をしていたときは面接官が偉そうだったところは辞退させていただきました。

ニッカオフィスで仕事をご一緒する場合も、企業で自分が採用担当の場合も、ぜひともこちらのことを品定めしてくるような人一緒に働きたいです。
今日だって、野菜もつくれない料理も出来ない僕がたった780円を払えば中華丼と麻婆ラーメンが食べられたんですから。
これってほんとすごいことですよ。

ウチヤマケンイチ
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