地域の人が地域の人に届けるメディア。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

インターネットを使えば、ボタンひとつで地球の裏側の人にも届けることができます。
このブログもインターネットのおかげで日本各地の人が読んでもらっています。
ちょっとだけですけど海外からもアクセスがあるんですよ。便利な世の中です。

そんな僕が始めて発信したメディアは、たぶん小学校の学級新聞だったと思います。
薄い水色で書かれた方眼紙に手描きでデザインし、コピーしたものを廊下に掲示したりクラスのメンバーに手で配って発信していました。
そこには、4コマ漫画や、ゲームの攻略法、クロスワードパズルなどを載せていた記憶があります。

インターネットとは正反対で目に見えている相手に直接届けていたのです。
仕事ではTVCMもやっているような多くの人に向けて発信するメディアに携わることが多いですが、メディアをつくるときの面白さはあの頃も一緒でした。

今日、商店街の知り合いのらーめん屋さんで食事をしていたら、お店に新聞が届きました。
新聞といっても商店街が独自に発行している手作りのローカル新聞。
うちの商店街は5つの商店街が連合となっているのですが、その商店街連合が発行しているものです。
5年前から隔月のペースで発行されているようで、地域の店や催し物、インタビューなどが載っていてとても素敵な新聞でした。

僕はこの商店街に住んで2年半になりますが、この新聞の存在は知っていたもののなかなか目にすることがありませんでした。
この素敵なメディアをもっと多くの人に渡るだけでも商店街がもっとおもしろくなりそうです。
メディアはつくるのと同じぐらい届けかたが大事。もっと興味を持ってもらってファンになってもらう。

地域の人が地域の人に届けるメディアっていうのは、世界中に発信するのとはまた違った面白さがありますね。
ニッカオフィスで協力できることはないかな。ちょっと話を聞かせてもらおうかと思います。

ウチヤマケンイチ

藤棚新聞。なんか素敵。

藤棚新聞。なんか素敵。


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