おじさん、若者に偉そうに語る。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

気がつけば僕はもう7年目。
今も毎日頑張っているつもりだったけれど、新人時代に比べれば今のほうがずっと楽だなぁ。

今日はうちの会社の新人さんたちの懇親会にちょこっと顔を出させてもらいました。
素直に話を聞いてくれる若者たちのを前にして偉そうに「社会とは」を話していると、いよいよ本当におじさんなんだなと実感するわけです。

今日、彼らに伝えたのは「新人時代は苦労したほうがいい」ってことと「俺も新人時代は苦労した」という話。
あとは「最初はやりたい仕事やポジションにつけなくても、全力でそれを頑張れ」ということ。

なんかもう、今思うとそのテーマの選び方がおじさん感MAXです。こわいこわい。

とはいえ、やっぱり本心でそう思っています。
そもそも興味なんてものは無の状態から湧き出るものではありません。
いま自分が好きだとか楽しいと思っていることだって、過去にどこかで外から出会ったものたち。
それなのに、自分の中で勝手に枠を決めてしまうとそれ以上の展開はなくなってしまいます。
だから新人さんたちには、自分の好きなことばかりやるのではなくて与えられたことを一生懸命やるようにと伝えました。

言い方が説教じみていなかったことを願います。顔はどや顔だったかもしれないけれどしかたない。

今日は週末の登壇の資料準備したり、懇親会に参加していたらこんな時間になってしまいました。
いつもは決まって19時に退社すると決めているので、久しぶりにこうやって終電近くまで会社にいました。
そういえば、新人時代は良く終電近くまで会社に残っていたなぁ。
新人たちと話していたこともあいまって、今日はつい自分の新入社員の頃を思い出してしまいました。

あの頃は毎日毎日ほんとうにクタクタになりながら働いてました。
自分の実力の無さに時には怒って、時には悲しくなって働いていたはずなのに、思い出ってものは美化されるもんです。
ひさしぶりに人もまばらなフロアを抜けて、レッドブルで一息入れてたら疲れているはずなのになんかチカラが湧いてきた。
そういえば、こんなに遅く帰っても当時母さんがごはん作ってくれてたなぁ。感謝。

最近、社会人に慣れてきて、ちょっと余力を残して1日を過ごしてた気がします。

さて、そろそろ缶ビールでも飲みながら横浜に帰ろう。今夜は家ついてからもうひと仕事してみるか。

ウチヤマケンイチ
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