“人”から物を買う。

ニッカオフィスのウチヤマケンイチです。

何かを買うとき、お店の人の存在は大切。

最近はネットで買い物をする人も増えてきていますね。
ネットショッピンクなら家にいながらいつでも買えるし、値段も安いと良いことだらけ。
僕も毎日決まって飲む野菜ジュースや日用品はネットでまとめて購入しています。

ネットショッピングはパソコンやケータイに向かって買い物をするわけでそこにお店の人はいません。
商品をスペックや紹介文を読んで、自分たちで欲しい物を探して購入するわけです。
別にそれでも良いのかなって思っていました。時代の流れなのかなって。

でもお店の人の存在はやっぱり大切だなって思う出来事が。
今日、うちの父さんと近所の自動車販売店に行った時の話です。

お店に入ると父さんの顔を見るなり「内山さん!」と声をかけてきた人が。
誰かというと今の車を買った時の担当者さん。
購入してからハガキなどは定期的に送ってくれていたようですが、ずっと直接会っていなかった担当者さん。
実はその車を購入したのは、もう10年以上前の話です。

本当に顔を覚えていたのか、車のナンバーや車種で分かったのか詳しいことは分かりません。
でもそうやってずっと昔のことにもかかわらず、ちゃんとお客さんのことを思ってくれている。
車を紹介してくれる時も当時の話やうちの駐車場の広さなども覚えてくれたおかげでとてもスムーズでした。

まだまだ買う気はなかった父さんも、店を出る頃にはもうすっかりその気になってしまいましたよ。
しかも全く検討していなかった車種を気に入ったみたいです。

それはなにも欲しくないものを欲しくなるようにしたわけではないんですよね。
相手のことを理解して、一緒に考えてくれて、そしてこちらが知らなかったことわかりやすく伝えてくれたから。
そしてなにより、最初の一声でこちらが心を開いたから。

車みたいな何度も買うことのない物はどうしても知識が少なく、担当者にいろいろフォローしてもらうことになります。
物を買う時って、その物以外にも”買う”という体験も買っているから、やっぱり良い人から買いたいもんな。

それは他の店より多少高かったり、他の物ほうが良い時だって逆転させる力があると思います。

ウチヤマケンイチ
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